呼吸が乱れると体の機能も乱れていきます。ここで言う現代病とは、数百年前には存在していなかった病気を指します。
例えば花粉症。私の母親は昭和35年生まれ(2020で還暦を迎えました)ですが、花粉症という言葉は昔は聞いたことがなかったようです。
うつ病、パニック障害、躁うつ病、自立神経失調症、自己免疫疾患などなど、明らかに人間の生活習慣と意識状態に起因したと思われる病気はすべて現代病と言えるでしょう。
私は医師でもなく医学を勉強したわけではありませんので、私の勝手な解釈にはなりますが、これらはすべて呼吸が出来ていない病ではないのかと思ったのです。出来ていないとは、呼吸が浅いということ。
この現代のようなストレス社会、テクノロジー社会に生きる人は皆、呼吸に意識もしなければ、肺の容量の20%しか使っていないかのような浅く短い呼吸をしてしまっているのです。
これは体に大きな負担となります。酸素を取り込み、神経を整える役目のある呼吸を、本来のキャパシティのたった2割しか活用出来ていなければ当然です
酸素が取り込めなければ疲れやすくなりますし(走ると息が上がるのと同じ)、神経が2割しか整わないとなれば、体の機能は大きく歪んでいきます。
あなたは1日にする呼吸の何呼吸数えたことがありますか?呼吸の深さを意識して息を吸ったことはありますか?あなたのその不調、呼吸からかもしれないですよ。