別の意見が届くと、あたかも反論された、反対されたと感じてしまうことがありましたが、これは実は自分が自分の持つ意見に執着を持っているから起こる現象で、残念ながらその状態は別意見を受け入れようとしておらず、自分の意見が絶対である、という非常に幼稚な意識状態が存在していることを証明しているのです。
反論、反対は、その意見そのものの逆、すなわちその意見の存在そのものを否定することであり、別意見とは別物です。
別意見は、同じ人間として感じる、改善のための提案であり、「より良くする」という意味が込められているのです。