それが何であろうと、誰であろうと、ビビる必要はないです。
ビビるとは、自分の懐(ふところ)に触れられることです。
自分の恐れていることが起こるかもしれない時に、人はビビるのです。
しかしビビるという反応を俯瞰してみると、ビビるという反応そのもにには、全く意味がないことが分かります。
意味がないとは、ビビってもビビらなくても変わらないということです。
ではなぜビビってしまうのか。
記憶です。
心地よくない体験をしたという記憶が残っているからです。
ではビビることを無くすことはできるのか。
YES & NOです。
記憶は無くせないため、答えはNOになるかと思いきや、記憶は記憶に過ぎず、良くも悪くも記憶は今を歪ませているだけなので、それさえを理解して、ビビる反応が浮上した際にその感覚は幻想であると自分自身を俯瞰できれば、YES、無くせるという答えになります。
ビビるだけであれば可愛いもんです。
自分がビビらないようにするためだけに、人生における様々な選択をしてしまうのが一番厄介です。
ありもしない幻想を避けようと生きることとなり、目の前に本来であれば何もないのに何かがあるように見えてしまうのです。
一番もったいない生き方です。
ビビる必要なし。