あなたが好きと言うもの。
あなたが嫌いと言うもの。
自分の趣向で物事の好き嫌いがあるのは良いです。
しかしその好き嫌いの根本が、自分の弱みにリンクしている場合、その好き嫌いは本当の好き嫌いではなく、ただの贔屓(ひいき)と毛嫌いでしかないんです。
例えば、昔マイケルジャクソンの音楽が嫌いと言うヤツに出会ったことがありました。
ちょうどマイケルが亡くなったくらい(2010年くらい)でしょうか。
僕が追悼と言わんばかりに車でマイケルの音楽ばっかり掛けていたんです。
ヤツを車に乗せると、俺はマイケルの音楽が嫌いだからマイケル掛けるのやめてくれと言うわけです。
あーそうなんだ。わかったよと言ってLady Gagaに変えました。
Gagaを聞きながらヤツに聞いてみました。
なんでマイケルの音楽嫌いなの?って。
するとヤツ。
「みんな聞いてるやつでしょ?おれみんな聞いてるやつ嫌いなんだよね」
って言うわけです。
あっそうなんだ。え、じゃあスリラーとかビリージーンじゃなかったらいい?って返したら。
「いや、おれあんまりマイケル聞いたことないんだよね」
それって本当に嫌いなの!?
これでは彼は大損です。
聞いたことも無いのに、大衆を避けるというよくわからない理由で毛嫌う。
反対の好きも同じです。
みんなが好きだから好き。
自分の好き嫌いはどこにあるのでしょうか。
自分をしっかりと持って欲しい。
人の好き嫌いではなく、自分の好き嫌いを知りましょう。